運動をする
人は体調もそうですが、気持ちも常に変化していて調子の良いときと悪い時の波があります。
バイオリズムといった大きな波もありますが、1日の中でもその縮小版といったような好不調の波もあります。
そしてこのちょっと不調に感じたときに自分で修正できることはいくつもあります。
その1つが“運動”です。適度な運動は血液の循環を刺激して“ハッピーホルモン”として知られている“エンドルフィン”を最も早く出させる方法のひとつだと言われています。
“エンドルフィン”というのは脳や脳下垂からだなどに含まれる麻薬のような物質で“快楽物質エンドルフィン”とも言われ、例えば長時間にわたってマラソンをしている人が感じる“ランナーズハイ”には“βエンドルフィン”が関わっているとも言われています。
そしてその鎮痛効果、快楽作用においてはモルヒネの6倍もあるということから別名、“脳内モルヒネ”と呼ばれて注目されています。
ストレスを緩和するための“運動”であれば20~30分程度のウォーキングがお勧めで、“ランナーズハイ”に見られるような“高揚感”のほかにも苦痛をやわらげたり、多幸感をもたらしてくれたりします。
“運動”にはまた、脳内の“セロトニン”を増やす効果があると言われています。
“セロトニン”というのはあまり耳にしない言葉ですが、これも人間の“脳内ホルモン”の1つで、興奮や不快感、イライラなどを鎮めることを伝達するホルモンのことを言います。この物質が不足する原因としては、慢性的なストレス、夜更かしの習慣、それに運動不足などが考えられますが、症状としては気分が不安定になったり寝つきや寝起きが悪くなったり、1つのことが気になってしかたなくなったりします。
また、このホルモンは寝ている間は殆ど作られず、朝分泌が始まるのですがこのときにいっぱい分泌されると“セロトニン”によって脳が活性化されるので、目覚めがスッキリとしてやる気満々の一日が送れるのだそうです。
それでは私たちが“セロトニン”を増やすにはどうしたらいいかというと、“セリトニン神経”といって“セロトニン”を合成して情報伝達に利用する神経を“テンポの良い早足”や“テンポの良い階段の昇り降り”によって鍛えるのが一番なのだそうです。
“早寝早起きをして散歩をしてから食事をする”習慣をつけることができたら、私たちの“モチベーション”もグッと高まりそうです。