映画を見る
“映画”はフィクションの世界が殆どですが、その時の自分の気分によって好きなジャンルのものを選ぶことができます。
そして観たいと思ったものは自分の中に欠乏している何かを補ってくれるものなのです。
たとえば登山やスポーツなどで汗をかいてからだ液のバランスが崩れるとからだがだるくなったりしますが、そうしたときに必要な成分がバランスよく配合されたスポーツドリンクなどを飲むと、途端にからだは元気を取り戻します。
また、からだが疲れると甘いものが欲しくなってからだはすぐに吸収できるブドウ糖を欲しがります。
このように私たちのからだは足りない栄養素を私たちに知らせるのに「○○が食べたい!」と感じさせるという方法をとります。
そしてそれは“からだの栄養”だけでなく、“こころの栄養”に関しても同じです。
異性から受ける愛情が不足してくると、恋愛がテーマの歌や映画を観たくなったり、多くの敵に囲まれて仕事をする男性たちにとっては、激しいジャンルの歌や戦争物の映画などがエネルギーの補給源になったりするとも言われます。
映画好きな人の多くがそうであるように私も好きな映画には必ずいくつかのお気に入りの場面があります。
その1つが世界的に有名な天文学者の小説が映画化されたもので、母親を早くに亡くした主人公の女性は小さい頃から宇宙に興味をもち、「広い宇宙には人間と同じような生命からだが数多く存在する」と信じていました。そして彼らとの交流を夢みてその探査に情熱を注ぐのですが資金不足という壁にぶち当たります。
その事態を解決するためにあちこちの会社をまわってスポンサーを探すのですがなかなか見つかりませんでした。
そして最後の訪問場所となった会社にも断られた時、ライト兄弟の飛行機の研究が開発当初は誰にも相手にされなかったことを例に挙げて、「・・・・・・もっともっと引いて広い視野でこの事態と自分たちのことを見ないと私たち人間は・・・・・・」と涙を流しながら言う場面で、この情景に私はよく癒されます。
一緒に観た友人に言ってもピンとこないみたいで、やはり人それぞれ感動する部分は違うようです。
自分に不足しがちなこころの栄養を映画などから吸収して、その場面やそこで主人公が発する言葉として自分のこころの引き出しに入れておいて、不安になったときやさみしい時、つらいときに引き出しから出して再現させると、まるで薬が効くようにじっくりとこころの傷を癒して元気にしてくれます。
それによってこころは安定して、いつなにが起こっても即座に“モチベーション”を高めて臨戦態勢を敷くことができます。
そのためにも自分を元気づけてくれるようなお気に入りの引出しはたくさんもっていると便利です。
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