ヨガでからだ作り
“ヨガ”というのは、さまざななポーズと呼吸法をあわせた心身の健康法の1つですが、4,000年前にインドで行われていたのは悟りを開く“瞑想”であったのだそうです。
それが1,000年くらいまえになって今のようにポーズをとるようになり、過酷な社会のストレスによって分裂しがちなこころとからだを結びつけて新たな境地を拓こうとするものとなりました。
私が“ヨガ”と出会ったのは数十年前の学生時代のことでした。
当時の私はたくさんの友達に囲まれていたにもかかわらず、何か訳の分からないものをこころに抱えて悶々としていました。
そして確かバイトの帰りだったと思うのですが、木枯らしの吹きすさぶバス停で乗り遅れてしまったバスを見送りながら「あと1時間近くもこんな寒い場所で過ごさないといけないのか・・・・・・」とガックリしていたときにふと斜め前にある小さな書店に気付きました。
そうしてその書店で1時間近く過ごして、出てくる時には入ったときとは打って変わって私のこころは希望に満ち溢れていました。
私がそこで見つけたのは1冊のおしゃれなイラスト入りの “ヨガ”の本で、読んでいるだけで不思議とこころにどんどんエネルギーが湧いてくるのでした。
それからしばらくヨガ教室に通ったりして、ヨガの虜になっていました。
自分の周囲の環境は何も変わっていないのに、ポーズをとって正しい呼吸法を実行するだけで“気持ちいい”というより“うれしい”という感覚でからだ中が満たされるのです。
別にうれしいことがあったわけでもないのに、ヨガをするたびにこころが開放されて自由になったような、そんなうれしさをからだ中に感じるのでした。
そうこうするうちに私の悶々としたいたこころも暗いトンネルから抜け出ることが出来たのです。
多分ヨガをすることによってホルモンのバランスなどが整い始めて、こころも健康を取り戻せたのだろうと思うのですが、あの夜のヨガの本との出会いと、はじめて全身に“うれしさ”を味わったときのことは今でもよく覚えています。
というわけで、今でも私にとってヨガは“モチベーションアップ”のための強力な助っ人になっています。